製造方針
製品の生産・品質の統合管理
顧客に提供する製品の安全、品質の確保は、企業活動の最優先課題の一つであります。
協立化学産業では、顧客満足の向上をめざして、社内対応プロセスから見直された安定供給体制を構築することで、様々なリスクに応じた対策を講じています。
製品供給(製造)―統合管理システム
統合管理システムが、製品供給における様々な管理項目を統合的に管理するシステムを基盤に、製品供給の品質の向上を図っています。
品質向上
原材料受入検査(入口管理)
製品の一定品質を保つために、独自の原材料受入検査基準・項目を設定。
分析・解析・製品検査(出口管理)
全製品の品質検査にて確実な出口管理。品質異常の迅速解析と新材料分析手法の提案を行う検査・分析機器を導入。
生産管理
秤量システム
電子天秤とサーバを連携させバーコード管理を併用することにより、原料の配合ミスを防止。また、使用原料レベルでのトレースが可能。
生産工程
秤量システムに基づく製造工程管理と高純度製品製造のため、クリーンルームの配置や温湿度管理など作業環境管理を導入。
資材管理
業務用PDAとバーコードシステムをつなぐことでPDAによるリアルタイムでの資材管理を実施。
出荷管理
温度管理された倉庫で保管されている製品には全て個別の識別コードが付与されています。
出荷時にこのコードを読込み、確実な出荷管理を実現。
安定供給
免震構造
近年発生数を増している大型地震による製造拠点の被災は、現地施設だけにとどまらず被災地域外の生産活動をも停止させる事態へと発展します。
当社では研究・製造拠点に免震構造を取り入れることで仮に大きな震災に見舞われても従業員の安全と安定した生産を守り、すべてのお客様に製品を安定して供給できる体制を整えています。
自家発電
事業所運営や製品の安定した生産には安定した電力の供給が欠かせません。一方で昨今は電力の安定供給に不安があり、事業の安定継続に対するリスク要因となっています。
当社では停電が発生した場合でも、研究・製造を担う事業所全体の通常操業が可能な自家発電設備を備えており安定した生産の維持が可能です。