開発技術

高気密技術

分子の立体障害によって生じる空隙を最小限にし、高い気密性を実現する技術です。
悪影響を与える物質の侵入や、有用な成分の外部流出を防ぐことができます。
高強度用からフレキシブル用途まで幅広い範囲に対応できます。

低透湿

  • 高温高湿下においても水分の浸透を防ぎ、水起因での内部部材の劣化や失活を防ぐことができます。
  • 樹脂自体も高い信頼性を有しているため、長期間で安定したデバイスの使用を可能とします。
  • 高弾性率から低弾性率まで幅広いラインナップがあり、様々な製品仕様に対応可能です。

<技術適用事例> 封止剤

封止剤とは電子部品や液晶・電解液などを外部からの異物から守りつつ、内部から漏れ出ないように封をする材料です。
高気密技術は、デバイスの外周に使用する封止剤として使用されています。

【イメージセンサー】
  水分が侵入すると曇りの原因となります。高気密化によりデバイスの信頼性を担保します。
【調光デバイス】
  水分や汚染物質が浸入すると調光機能の低下につながります。高気密化により安定した駆動を確保します。
【 電子ペーパー】
  水分が侵入すると表示部が失活し、駆動しなくなります。高気密化により安定した駆動が確保できます。

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